| 最後は人の技術が決め手 日本酒造りには多くの技術者が関わります。その技術者集団を酒造技術者(蔵人)と呼び、その長が杜氏といわれる最高責任者です。杜氏はリーダーとして酒造りの各過程の専門技術者たちを統率し、酒造りの全責任を負います。 つまり、良いお米と良水を得て、最後は杜氏の技が日本酒の味を決定するというわけです。 日本酒造りが寒造りになって以来、各地の酒蔵は冬場の働き場として次第に定着していきました。 そうした中で、杜氏になる人は一家の長やその地方の有力者が多く、その人が中心となって知人や縁者を集め、蔵で働く人々を組織化していくようになりました。 そして酒造りの技術を研磨していくことで、次第にその集団独自の技術を誇るようになっていったのです。 それが今日、全国各地で形成されている越後杜氏や頸木杜氏などと呼ばれる技術者集団なのです。 毎年、酒造りの季節になると、杜氏は蔵人を組織し、蔵元へ赴き、十月からほぼ半年の間、同じ蔵で寝食をともにしながら、日本酒造りに励みます。 |
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